辻村電工では毎年6月1日に社長より今期の「会社テーマ」が発表されます。
全社員がこのテーマを常に意識することにより、一年間をどのような目標を持ち、意識しながら行動するかという指針になります。
このテーマに基づき各課、各個人の年間目標の基盤としています。各課においては、毎月の営業会議、各個人では半期ごとの人事考課において目標達成に対する評価がされています。
第35期のテーマ (2017/6/1-2018/5/31)
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- ・自分の意志、考え方、思想を相手に理解させること。
- ・一方的に言うだけでなく、常に双方向関係を持つことで初めて成立する。
- ・「言ったつもり」「伝えておいたのに」はありませんか。「伝える」と「伝わる」は違います。
- ・今期は特に「双合コミニュケーション」の重要性を意識する。
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1. 経営層 「会社の羅針盤である」
経営層とは「会社の方向性や将来の姿を常に想像し、実行しなくてはならない」
- 社員・部下に自分の気持ち・思い入れを込めて話ができていますか。
- 社員に対して一方的、無理強い、強引に命令口調で話していませんか。
- ゆっくりと相手の顔を見て、相手がわかる言葉、相手のレベルで伝えていますか。
- 相手の居場所に自分で足を運び、話していますか。相手から反応がありますか。
2. 中間管理職 「会社の財産である」
中間管理職とは「経営層の示すビジョンを実現するための重要な指揮者である」
- 時系列やたとえ話、参考図を使い、相手のわかる言葉で部下に話しをしていますか。
- 上司への報告・連絡は結果から話していますか。簡潔明瞭ですか。
- 相手の反応、理解度に注意して話しをしていますか。
- 「分かりましたか」と常に部下・相手に声をかけていますか。復唱させていますか。
3. 一般職 「会社の稼ぎ頭である」
一般職とは「会社が求めているビジョンを実現するために常に成長しなくてはならない」
- 知った、理解した振りをしていませんか。
- 興味を持って相手の話を聞けていますか。たとえ話が頭に浮かんできますか。
- 質問もしないで、聞き流し、面倒くさいと思っていませんか。
- 自分の表情、姿勢、口調を変えて、どうしてほしいか相手に話しをしていますか。
第34期のテーマ (2016/6/1-2017/5/31)
何事に対しても事前に、念入りに、時間をかけ検討し迅速な行動を行う
1. 経営層 「会社の羅針盤である」
▶ 経営層とは「会社の方向性や将来の姿を常に想像し、実行しなくてはならない」
経営層
- 社員・部下の行動をじっくりと観察し、丁寧に、公平に対応しているか
- 社員に対して計画的に教育を実施し、費用を惜しみなくかけているか
- ゆっくりと相手の顔を見て話しているか
- 経済情勢を意識し、時には大胆に、かつ慎重に行動しているか
2. 中間管理職 「会社の財産である」
▶ 中間管理職とは「経営層の示すビジョンを実現するための重要な指揮者である」
中間管理職
- 時間をかけて部下に話しているか
- じっくりといつも物事を精査しているか
- 常に「step by step」 で、じっくり、ゆっくり を意識しているか
- 時間を惜しまずに、部下や客先の話に耳を傾けているか
3. 一般職 「会社の稼ぎ頭である」
▶ 一般職とは「会社が求めているビジョンを実現するために常に成長しなくてはならない」
一般職
- 自己の成長を常に想像しているか
- 動作は機敏に、検討はじっくりしているか
- ゆっくり、丁寧をいつも心がけているか
- じっくりと事前に考慮した行動を意識しているか
第33期のテーマ (2015/6/1-2016/5/31)
What's your BREAKTHROUGH
1. 経営層 「会社躍進の大車輪」
▶ 「経営層とは会社の大車輪である」
経営層
- 牽引車として自覚を持つことで社員に刺激と影響を与えているか。
- 社員の成長をサポートし、進歩をフォローしているか。
- 常に何事もあらゆる角度から分析しているか。
- 会社の進歩を常に意識して自己成長しているか。
- 惜しみない進化にヒト・モノを問わず投資を継続しているか。
2. 中間管理職 「パワーアップ・進歩」が躍進の原動力
▶ 「成長し、進歩しているか」
中間管理職
- 常に情報収集のためのアンテナを張り巡らしているか。
- 将来の目標を明確に持ち、「見える化」しているか。
- 現状否定の意識を持ち、手段・手順を踏んだ改革意識を持っているか。
- 進化・発展・飛躍を意識した行動をしてるいか。
- 「やれ」ではなく、一緒になって部下の指導・教育をしているか。
3. 一般職 「成長・レベルアップ」が躍進のエネルギー
▶ 「成長・レベルアップ」を維持する
一般職
- 自己成長を継続して実施しているか。
- 現状維持ではなく、より効率的で有効な手順を模索し続けているか。
- 作業毎に決められた時間を意識してレベルアップをしているか。
- 原価を意識して日々の業務をしているか。
- 「どうしたら楽に仕事ができるか」を常に考えているか。
第32期のテーマ (2014/6/1-2015/5/31)
1. 経営層 「社員は経営層の鏡」
▶ 「社員は経営層の鏡である」ことを気付く
経営層
- お客様への発言、対応、ちょっとした発言に問題はないか。
- 社員との行動、接し方、態度、考え方、好き、嫌いはないか。
- 常に前を見た将来性のある行動や態度で社員に影響を与えているか。
- 公正な価値と判断基準をいつも兼ね備えているか。
- 社員への権限譲渡を常に考えているか。
2. 中間管理職「問題・気づき」
▶ 「問題・気づき」を常に持つ
中間管理職
- 事態を解決するのに何とかしようとする問題意識を持っているか。
- 職場を、業務を、どうしたいかという意識を常にマネージメントの達成の手段としているか。
- 与えられた人、物、金、時間、機会、ノウハウをどうのように使いこなすか。
- 部下・経営層の行動に関心を持ち、気付きを常に持ち続けているか。
3. 一般職「プロ意識」
▶ 「プロ意識」を持つ
一般職
- 当然に求められる結果を出す為に自己育成、研鑚や努力を惜しまない姿勢を常に心がけているか。
- 与えられた時間や材料を有効に活用することを常に頭においているか。
- 何事も優先順位を考えて行動しているか。
- 仕事の種類や処理方法を自分が主体として考えているか。
●第31期のテーマ(2013.6.1~2014.5.31)
利益を追求するだけでなく、求められていることに対して、速やかに適切な意思決定をする。
- 経営理念を基に、ひとつの目的・目標に向かい、考え方や方向性を統一して行うことを意味する。
- 本社だけではなく、中国・タイ・インドネシアすべての拠点を考慮した人員配置、管理、考え方により、それぞれの拠点がグループ企業であるという感覚を持たせられる環境づくりが不可欠である。
- グループ企業だけではなく、元請・仕入先とも同様な考え方で接する事が必要である。
1. 経営層 「大胆」
▶ 大胆とは「ひるまない、積極的、思い切った、奇抜な」
経営層
- 全責任を敢えて引き受ける様な大胆さと度胸を持つ。
- 積極性、思い切った行動力、社員の先頭に立ち、驚くような裁量を振るう。
- 想像力とイニシアティブを持ち、信頼し任せることの重要性を理解する。
2. 中間管理職「敏感」
▶ 敏感とは「感度が良い、勘が良い、反応しやすい、関心を持つ」
中間管理職
- 経営層の考えを敏感に察知し、理解する。部下の悩みや要求に反応する。
- デリケートな感覚と会社指針に対して関心を持ち、自己の役目を果たす。
- 上下のパイプ役として立場を理解し、好奇心を働かせる。
3. 一般職 「着実」
▶ 着実とは「確かな足取り、安定した、確実な、段階的な、こつこつと、粘り強く」
一般職
- 与えられた業務を理解し、着実に物事を進める。
- 真面目、誠実であり、技量と立場を把握し、確実に根気よくこなす。
- 知識と経験の向上のため、常に自己投資を惜しまない。
第30期のテーマ(2012.6.1~2013.5.31)
※資質とは・・・「生まれつき持っている性格や才能を努力により成長させたもの」
それではなぜ会社にとって、「資質の向上が必要か」
- 国際化が促進され、会社・個人ともに国際社会に順応する必要性がある。
- 絶え間なく変化・進歩する技術革新に常に関心を持ち、新しい技術の習得・応用を通じ、自らの発展・安全の向上に貢献できるよう、能力の維持向上に努めなければならない。
- 社会の環境変化、国際的な動向、並びに各個人に対する要請の変化に自ら気付かなければならない。
1. 経営層 「Trust、Understanding」
▶ Trustとは「信頼される、信用される、任せる」
▶ Understandingとは「理解される、思いやりがある」
2. 中間管理職「Responsibility、Confidence」
▶ Responsibilityとは「責任を持つ、義務を果たす」
▶ Confidenceとは「自信がある、信用する、信頼する」
3. 一般職 「Positive、Thinking」
▶ Positiveとは「明確、はっきりした、積極的、前向き」
▶ Thinkingとは「考える、思案する」
第29期のテーマ(2011.6.1~2012.5.31)
企業が存続できるのはすべてのお客様のおかげである。そのため常にお客様が何を求め、どうしてほしいかを考え、具体的な行動を個人単位に落とし込み、総力を結集して実行する。
▶「人種の壁を超える」
1.経営層 「人格の向上」
2.中間管理職 「包容力」
3.一般職 「協調性」
▶補助重点項目として「飛び抜けた技術力」
1.経営層 「中長期を見据えた具体的な計画実行」
2.中間管理職 「専門性、応用力の向上」
3.一般職 「基本知識の習得」
第28期のテーマ(2010.6.1~2011.5.31)
※国際感覚とは・・・自分が居住している地域文化の価値観にとどまらず、海外の出来事を含め、広い視野から思考し判断し、自ら主体的に行動する。
1.好奇心
物事や人に接した時、常に新鮮な感動と驚きをもち、「すごいな」との言葉を発することができること。さらに、驚きや感動に続き「どうして」という疑問の心を育て、これまでは見えていなかった事例を考える様になる事。
2.柔軟性
物事に対する考え方は、文化が異なれば当然違いがある。自分の価値観だけで判断するのではなく、違った考え方をする人間がいるということを実感する事。又、様々な新しい物事や考え方に柔軟に対応できる心の広さを持つこと。
3.表現力
国際社会では、自分の考えなどを言葉できちんと伝えることが大切である。日本語であれ外国語であれ、言葉を積極的に使う態度と自分の意思をきちんと伝える努力が必要である。